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2019.07.24
【視察レポート】イギリス・リバプールの学生向け物件「NATEX」
2019年5~6月にかけて、歴史的な建造物が多く残り、ザ・ビートルズの故郷としても有名なイギリス中西部の大都市「リバプール」の現地視察を行ってきました。
リバプールは多くの大学が集まる学術都市としての顔も持ち合わせており、現在弊社がご紹介している学生向け物件「NATEX(ネイテックス)」が誕生する場所でもあります。今回、ネイテックスの建設現場の様子や周辺環境などが分かる写真を掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。
NATEX建設現場
弊社でご紹介している“5年間・年9%のネット利回り保証”が付帯する学生向け物件「Natex(ネイテックス)」の建設現場です。現在はまだ基礎工事の段階で、計画通りに進捗すれば2021年1月に完成予定となっています。
本物件はA棟・B棟の2棟構成で、それぞれの棟の間にはガーデンスペースが設けられるとのことです。また、敷地内には入居者や施設の関係者以外入れない形となるそうで、セキュリティ面にもきちんと配慮がなされた物件となる予定です。
ネイテックスは主要幹線道路に面しており、目の前にはバス停もあるため、車やバイクを持たない学生でも生活しやすい便利なロケーション。また、建設地の斜め前の区画にはイギリスの大手スーパー「テスコ」があるほか、すぐ裏手の通りにはスーパーやコンビニ、レストラン、カフェ、書店、薬局なども立ち並んでおり、生活利便性には大変恵まれています。
なお、現地情報によると、今年6月にネイテックスに対してロンドンに拠点を置く投資ファンドからのバルク買いが入ったそうです。リスク管理の厳しい投資ファンドが、様々なデューデリジェンスを行ったうえでポートフォリオに加える決定したことは、ネイテックスの投資価値が確かなことの裏付けであり、すでに本物件に投資されている方はもちろん、これから投資をご検討される方にとっても大変ポジティブなニュースではないかと思います。
学術エリア「ナレッジ・クオーター」
ネイテックスは、大学や病院、研究施設などが集まる学術エリア「ナレッジ・クオーター」に立地しており、直線1km圏内(徒歩10分前後)に7つの大学が集積し、計6万人以上の学生が通学しています。今回の現地訪問でも、ネイテックスの至近に集まる大学キャンパスの多さに改めて驚くとともに、学生向け物件として長期に渡って安定的な稼働が期待できるこれ以上ない立地であることが再認識できました。
中でも、リバプールで一二を争う学生数を誇る「リバプール大学」と「リバプール・ジョン・ムーア大学」が、直線500m圏内の至近距離にあることは、学生向け物件を運営するうえで大きな武器になるのではないかと思います。
医学・化学等の分野で世界有数の研究功績を築く「リバプール大学」は、ノーベル賞受賞者も多く輩出している名門国立大学で、学生数は約23,000人に上ります。リバプール大学のキャンパスは、100エーカー(約40万㎡/東京ドーム約4.7個分)にもおよぶ広大な敷地を誇っており、その中には講義室が入る建物や図書館、研究所など、100を超える施設が集積しています。
リバプール大学はキャンパス拡張のため、向こう15年程度をかけて10億ポンド(約1,350億円)を投じることを発表していますが、実際にキャンパス内を歩いていても、元は住宅だったようなレンガ建ての建物が大学の教室として使われているなど、学生数の増加によってが右肩上がりにある中でスペースが足りていない様子がうかがえました。
拡張計画では講義スペースなどを設ける建物のほか、デジタルイノベーション施設、アーツ&ヒューマニティ・センターなども建設予定で、すでに市内では新たな関連施設の建設が着々と進んでおり、今後のさらなる学生数の増加と学生向け住居に対する需要の拡大への期待が膨らみました。
リバプール市内において、人気や規模の面でリバプール大学と競っているのが、英国最大級の先進大学「リバプール・ジョン・ムーア大学」(学生数約19,000人)です。サッカー・プレミアリーグで最多の優勝回数を誇るリバプールFCのお膝元であることもあり、サッカーに焦点を当てたスポーツ科学分野の学部があるほか、世界的ロックバンドのザ・ビートルズを生んだポピュラー音楽発祥の地として、ポピュラー音楽を研究する学部もあるなど、他にはない多種多様なプログラムで世界的な人気を集めています。
なお、ナレッジクオーター内には、リバプール大学とリバプール・ジョン・ムーア大学のジョイントベンチャーによって誕生した、産学連携のイノベーションハブ「センサーシティ」もあります。
この他にも、ナレッジ・クオーター内やその近隣には、リバプール・ホープ大学、ザ・シティ・オブ・リバプール大学、リバプール大学熱帯医学校、リバプール美術デザイン学校、リバプール芸術総合大学、リバプール・ライフ・サイエンス・アクセレーター、リバプール大学王立病院など、大学や研究施設等が集積しており、平日には多くの学生や研究者たちが行き交います。
ショッピングコンプレックス「リバプール・ワン」
リバプールの中心部に誕生するネイテックスは、商業施設が集まる繁華街エリアまで直線500m程度と非常に近距離にあります。このエリアには、東京ドーム約5個分に相当する広大な敷地に170以上のテナントが集積する屋外ショッピングコンプレックス「リバプール・ワン」があるなど、デパート、スーパー、ショップ、レストラン、カフェ、バー、薬局、映画館、郵便局といった数多くの施設が立ち並んでいるため、ネイテックスに住む学生が日常生活において不自由することはないでしょう。
リバプール・ライム・ストリート駅
ネイテックスから徒歩3分ほどの近距離には、リバプールの玄関口「リバプール・ライム・ストリート駅」があります。同駅は地上に9つ、地下に1つのプラットホームがあり、全部で6社の路線が乗り入れるターミナル駅となっています。
リバプール・ライム・ストリート駅からは、マンチェスター、シェフィールド、ブラックプールなどの近郊都市との間を結ぶ路線だけでなく、ロンドン、ニューカッスル、バーミンガムといった遠方の都市との間を結ぶ長距離路線も数多く発着しており、毎日多くの人が往来しています。
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投稿更新日:2019年07月24日