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2024.06.19
マレーシア、BRICSに加盟申請の意向

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は18日、中国やロシアを中心とする国際的な枠組み「BRICS(ブリックス)」への加盟申請を行う方針を明らかにした。

アンワル氏は、中国の李強首相の訪馬に合わせて行われた中国メディアのインタビューの中で、「BRICSへの加盟を決めた。近日中に申請手続きを始める。現在は申請に関する南アフリカ政府からのフィードバックを待っている状況だ」と説明している。

BRICSはかつて、発展著しい新興国の代表格であるブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)、南アフリカ(South Africa)の5ヵ国を総称した造語であったが、現在は政治・経済的な枠組みへと発展。欧米の世界秩序や国際決済におけるドル支配体制に対抗するべく、中国やロシアを中心にグローバル・サウス(新興国や発展途上国)の囲い込みに動いており、2024年1月からはエジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の加盟によって10ヵ国体制へと拡大している。

BRICSには40ヵ国以上が加盟に関心を持っているとされ、先月末には東南アジアで初めてタイが加盟意向を示している。ただ、東南アジアの中には南シナ海の領有権問題を抱えるフィリピンやベトナムのように反中スタンスの国もあるため、対応が分かれることで既存の枠組みであるASEAN(東南アジア諸国連合)に影響が出ることを懸念する声もある。

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投稿更新日:2024年06月19日