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2019.12.16
マカティ市地下鉄、モノレール「スカイトレイン」と接続へ
フィリピンで鉄道・不動産を手掛ける中国系デベロッパーのフィリピン・インフラデブ・ホールディングス(PIHI)は13日、マニラ首都圏マカティ市で建設を進めている地下鉄「Makati City Subway(マカティ・シティ・サブウェイ)」について、マカティ市~タギッグ市の間に建設予定のモノレール「Skytrain(スカイトレイン)」に接続させる方針を発表した。
PIHI傘下の事業会社マカティ・シティー・サブウェイ(MCSI)と、モノレールを建設するInfracorp Development(インフラコープ・デベロップメント)の親会社Megaworld(メガワールド)が合弁会社を設立し、両路線の共通駅を開発する計画で、両社は60日以内に最終的な合意を締結する。
なお、共通駅はモノレールの始発・終着駅が設けられるマカティ市グアダルーペに開発される見通しで、他にもMRT(高架鉄道)3号線のグアダルーペ駅やパシッグ川の重要交通となる「パシッグフェリー」の乗り場とも接続するという。
マカティ・シティ・サブウェイは、マカティCBDのメイン通りである「アヤラ・アベニュー」と「EDSA」の交差点付近を起点に「マカティ市役所」などを経由し、パシッグ川沿いを通って「マカティ大学」や「マカティ病院」へと繋がる全長約10km・全10駅の路線で、2025年の開通を予定している。
一方、スカイトレインはMRT(高架鉄道)3号線マカティ市グアダルーペ駅~タギッグ市フォート・ボニファシオ地区にあるアップタウン・ボニファシオまでの2kmを5分で結ぶ路線で、2021年の開通を目指している。
参考情報:【コラム】マニラ首都圏で進む2つの地下鉄整備プロジェクトを解説!
「スカイトレイン」のイメージ
(出所:Infracorp Development)
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投稿更新日:2019年12月16日