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2024.10.15
マカティで進むオフィスビルの老朽化、築30年以上が5割超に
世界的な不動産サービス会社であるコリアーズ・インターナショナルはこのほど公表したレポートの中で、フィリピンのマニラ首都圏マカティCBD(中央商業地区)の課題として、オフィスビルの老朽化が進んでいることを挙げた。
コリアーズによると、マカティCBDでは築30年以上のオフィスビルの床面積が、床面積200万㎡と全体の54%を占めるまでになっているという。
背景には、主要区画における土地使用規制が厳しく、再開発が思うように進んでいないことがある。例えば、目抜き通りであるアヤラ通りに面したサルセド・ビレッジやレガスピ・ビレッジでは、敷地面積に対する延べ床面積の比率上限が1対8となっているため、建て替えが難しくなっている。
コリアーズは、マカティCBDの古いオフィスビルには、床面積5,000㎡以上あるものが少ないことから、大手企業が近隣の新興都市「ボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)」に流出するケースが見られていると指摘。近隣都市との競争に負けないためには、住商一帯の複合再開発に加え、不便さが目立つ道路網などの再整備も必要になるとしている。
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投稿更新日:2024年10月15日