海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ

ニュース&トピック

ニュース&トピック(詳細)

2023.11.10
23年3Qの比GDP成長率は5.9%に加速、政府支出が下支え

フィリピン統計庁(PSA)によると、2023年第3四半期(7~9月)における実質GDP成長率(速報値)は前年同期比5.9%増となり、前期(4~6月)の4.3%増から伸びが加速した。

詳細を見ると、高インフレ環境が続く中、GDPの7割強を占める個人消費が前年同期比5.0%増と、6四半期連続で減速した。ただ、最低賃金の引き上げや、海外出稼ぎ労働者からの本国送金の増加もあり、減速の勢いは鈍化傾向にある。

一方、政府支出が前年同期比6.7%増と前期(7.1%減)から急回復。今年に入って承認された複数の大型インフラ整備計画が実行段階を迎え始めていることが、成長を下支えした。

国家経済開発庁(NEDA)のバリサカン長官は会見で、「高インフレであることを考慮すると、個人消費の伸びは堅調だった」と指摘している。

今年の経済成長率の政府目標(6~7%)を達成するためには、第4四半期(10~12月)に7.2%の成長が必要となる。ハードルは高いものの、キリスト教国であるフィリピンでは例年クリスマスシーズンは消費が活発になることから、バリサカン長官は「インフレ動向が今後も落ち着いたものとなれば、政府目標の下限に収まることは可能」との見方を示している。

フィリピン不動産についての最新情報

フィリピン不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。


関連記事

2024.11.19 NEW
ニノイアキノ空港、第5ターミナルを建設へ

ニューNAIAインフラ・コープ(NNIC)はこのほど、マニラ首都圏の空の玄関口「ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)」の旅客処理能力を拡大するため、第5ターミナルを建設する方針を明らかにした。 既存の第1~4ターミナルでは、設備の老朽化もあって停電やシステムト...[記事全文]

2024.11.18 NEW
24年3QのマレーシアGDP成長率は5.3%、内外需とも堅調

マレーシア中央銀行によると、2024年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(速報値)は、前年同期比5.3%増だった。今回の結果を受けて、2024年1~9月の実質GDP成長率は同5.2%となっている。 詳細を見ると投資が堅調で、建設投資は同18.6%増、設...[記事全文]

2024.11.18 NEW
比大手銀行BDO、マカティに新たなメインオフィスを開発へ

フィリピンの商業銀行最大手BDOユニバンクは15日、マニラ首都圏マカティ市でメイン複合オフィスビル「BDOコーポレート・センター・マカティ」の起工式を開催した。 同社がコーポレート・センターを開発するのは、パシッグ市にある「BDOコーポレート・センター・オル...[記事全文]

バックナンバー検索

  • ビジネスカテゴリで検索
ビジネス 政治 金融・経済 不動産 生活 その他
  • キーワードで検索

投稿更新日:2023年11月10日