海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ

ニュース&トピック

ニュース&トピック(詳細)

2023.08.22
23年2QのタイGDP成長率は1.8%に減速、輸出不振

タイの国家経済社会開発委員会(NESDC)によると、2023年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率(速報値)は、前年同期比1.8%増となった。堅調なサービス業が下支えとなったものの、世界的な需要の減退に伴う輸出の不振が響き、前期(2.6%増)から減速した。

業種別で見ると、農業が0.5%増と前期(6.2%増)から大幅に失速している。また、工業も2.1%減と落ち込んでおり、中でも製造業が3.3%減と足を引っ張った。

タイ経済の柱である輸出は5.7%減少。2023年上半期(1~6月)の累計でも、主要相手国である米国、中国、日本への輸出がいずれもマイナスとなる中、2023年上半期(1~6月)の累計でも5.4%減と落ち込んでいる。

一方、サービスは4.1%増と好調が継続。情報・通信が3.6%増、金融・保険が3.8%増、不動産が2.5%増と前期から伸びが加速した。この他、宿泊・飲食サービスも15%増と引き続き回復傾向を示しているものの、伸び率は2022年第1四半期(1~3月)以降で最低となっており、やや減速感が見られた。

今回の結果を受けて、NESDCは2023年通年の経済成長見通しを2.5~3.0%増と、5月時点の予測(2.7~3.7%増)から下方修正している。

タイ不動産についての最新情報

タイ不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。


関連記事

2024.11.18
24年3QのマレーシアGDP成長率は5.3%、内外需とも堅調

マレーシア中央銀行によると、2024年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(速報値)は、前年同期比5.3%増だった。今回の結果を受けて、2024年1~9月の実質GDP成長率は同5.2%となっている。 詳細を見ると投資が堅調で、建設投資は同18.6%増、設...[記事全文]

2024.11.18
タイ史上最大の不動産取引が成立、バンコクの「ハイアット」

米系不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)はこのほど、今月初めに明らかになったタイの首都バンコクの高級ホテル「ハイアット・リージェンシー・バンコク・スクンビット」の売却取引が、単一資産としては同国史上最大の不動産取引になると発表した。 ...[記事全文]

2024.11.14
ベトナムの中高所得世帯、全体の56%に拡大

ベトナムの調査会社シミゴによると、月収1,500万ドン(約9万1,500円)を超える中高所得世帯が1,580万世帯となり、総世帯数(約2,826万世帯)の56%にまで拡大していることを明らかにした。 詳細を見ると、「A層」(4,000万ドン以上)が全世帯...[記事全文]

バックナンバー検索

  • ビジネスカテゴリで検索
ビジネス 政治 金融・経済 不動産 生活 その他
  • キーワードで検索

投稿更新日:2023年08月22日