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2023.03.10
フィリピン政府、総額9兆ペソの優先インフラ事業を承認
フィリピン国家経済開発庁(NEDA)はこのほど、フェルディナンド・マルコス・ジュニア政権が、123件・総額9兆ペソ(約22兆2,300億円)の優先インフラ整備事業を承認したことを明らかにした。
ドゥテルテ前政権では、大規模インフラ整備プロジェクト「ビルド・ビルド・ビルド」を立ち上げて、最終的に総事業費4兆7,300億ペソの優先事業を承認し、東南アジア屈指の高い経済成長に繋げた。マルコス大統領も、「ビルド・ベター・モア」を掲げて前政権の方針を引き継ぐ意向を示しており、国内外から投資を雇用創出に繋げることで高成長の再現を目指している。
今回承認された事業は、南部ミンダナオ鉄道敷設の第3期、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の改修、中部セブ都市圏の高速道敷設などのほか、灌漑や洪水管理、水道などの水インフラ、デジタル、医療、発電・エネルギー、農業なども含まれている。
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投稿更新日:2023年03月10日