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2023.02.13
22年のマレーシアGDP成長率は8.7%、東南アジア最高

マレーシア中央銀行によると、2022年通年の実質GDP成長率(速報値)は、前年比8.7%増となった。伸び率は22年ぶりの高水準で、東南アジアで最も高い数値だった。

高成長をけん引したのは、コロナ規制の緩和や労働市場の改善に伴う旺盛な個人消費。また、電子・電気機器を中心に輸出が好調だったほか、観光市場の回復も成長を後押しした。

ただ、中銀は2023年の経済成長率見通しについては、引き続き堅調な内需が下支えになるものの、世界経済の減速によって輸出が伸び悩むと見ており、4~5%程度への減速を予想している。

このほか、2022年通年のインフレ率は3.3%上昇となった。2023年はインフレ圧力こそ緩和するものの、高止まり傾向が続くと見ている。

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投稿更新日:2023年02月13日