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2023.01.04
22年のベトナムGDP成長率は8.0%増、00年代で最大の伸び
ベトナム統計総局(GSO)によると、2022年第4四半期(10~12月)の実質GDP成長率は、前年同期比5.92%増となった。これにより、2022年通年では前年比8.02%増と、2000年代に入って最も高い成長率を記録した。
ただ、インフレによる世界経済の減速などを背景に、第4四半期のデータからは外需の弱さが鮮明になってきている。最大の輸出先であるアメリカで個人消費が低迷し、中国でもゼロコロナ政策の影響で需要が細る中、ベトナム経済のけん引役である製造業に減産の動きが広がったことから、工業・建設業は前年同期比4.22%増にとどまった。
一方、サービス業については、金融機関の融資厳格化や金利上昇の影響で、自動車やバイク、不動産などの高額商品の需要が減退し、大きなウエイトを占める商業が弱含んだものの、同8.12%増と比較的底堅かった。
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投稿更新日:2023年01月04日