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2022.12.12
シンガポールのコンドミニアム家賃相場、22年3Qも大幅上昇

英系不動産仲介大手サヴィルズ・シンガポールのデジタル住宅マーケティング部門ライブゼアによると、2022年第3四半期(7~9月)の1sqft(約0.093㎡)当たり平均月額賃料は、前期比13%上昇の5.41Sドル(約545円)だった。

家賃上昇の背景には、住宅ローン金利の上昇を受けて、家主が家賃を引き上げていることや、渡航制限の緩和による外国人富裕層の需要増、供給不足とそれに伴う在庫不足などがあるという。

なお、11月の家賃相場(3ベッドルームの中央値)を見ると、中心部の第9区(オーチャード、リバーバレー)が月額1万5,000Sドルで最高だった。以下、第1区(ラッフルズプレイス、マリーナベイなど)が同1万2,400Sドル、第10区(タングリン、ホーランドなど)が同9,750Sドルで続いた。

また、中心部(CCR)の家賃相場が高騰する中、より安価な物件を求めて中心部周辺(RCR)や郊外(OCR)に移る動きが見られているという。その結果、RCRの第4区(テロックブランガ、ハーバーフロント)では、11月の月額賃料(中央値)が前年同月比約50%上昇の1万1,000Sドルまで上昇。OCRの第5区(クレメンティ、ウエストコースト)でも、同29%上昇の6,400Sドルに達している。

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投稿更新日:2022年12月12日