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2022.11.21
「三越BGC」が18日に開業、開店前から350人が列
三越伊勢丹ホールディングス(HD)は18日、フィリピン・マニラ首都圏タギッグ市の近未来都市ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)に、商業施設「MITSUKOSHI BGC(三越BGC)」を開業した。
オープン初日は、開店前から近隣住民など約350人が行列を形成。旗艦店として地下1階に入るスーパーマーケット「三越フレッシュ」では、来店客の殺到を受けて入場規制が行われる場面も見られた。
三越BGCは、東南アジア初の「三越」ブランドの商業施設として開業。現地の大手財閥系デベロッパーのフェデラルランドと三越伊勢丹HD、野村不動産が共同で進めている複合開発プロジェクト「サンシャイン・フォート」の一環として誕生するもので、開発中の高級コンドミニアム「シーズンズ・レジデンス」の直下に設けられている。
地下1階~地上3階、延べ床面積2万8,000㎡の施設には、約120のテナントスペースを設置。すでにテナントは埋まっているが、営業開始時期には差があり、オープン初日に合わせて営業を開始したテナントは約6割となっている。全面開業は2023年3月を見込んでいる。
地下1階の「三越フレッシュ」は、日本の食材が充実しているのが特徴で、すしや刺し身は日本から週数回に渡って取り寄せる。また、フードコートやスイーツ、デリのコーナーも設けるなど、「デパ地下」を再現したつくりとなっている。この他、1階にはフィリピン初上陸のブランドも豊富なビューティーストア「三越ビューティー」、2階には「紀伊国屋書店」、3階には生活用品店「ダイソー」などが入居している。
三越BGCは、近隣に居住する世帯月収15万~20万ペソ(約37万~49万円)の層をメインターゲットとして想定しており、開業当初は月間数十万人の来店を見込んでいる。BGCには、外資系企業が多く集まり、インターナショナルスクールや日本人学校もあることから、駐在員や比較的高所得なフィリピン人が生活しており、住民の所得水準はマニラ首都圏の中でも高いとされる。
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投稿更新日:2022年11月21日