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2021.04.13
マニラ首都圏のケーブルカー建設計画が承認、仏政府が資金提供

フィリピン運輸省(DOTr)はこのほど、国家経済開発庁(NEDA)に対して、マニラ首都圏のケーブルカー・トランジットシステムの建設プロジェクトを承認したことを明らかにした。

開発はフランス政府からの資金提供によって行われる予定で、すでにフランスのコンサルタント企業に委託した事業化調査も完了している。

同路線は、マリキナ市にあるLRT(軽量軌道交通)2号線のサントラン駅からマリキナ川沿いを通り、パシッグ市ロザリオのオルティガス・アベニューまで延びる、全長4.5kmの単線式ゴンドラリフトを想定。座席数はひとつのゴンドラにつき10席を計画しているという。

運輸省は、「ケーブルカーの建設は、マニラ首都圏の公共交通システムの効率化に向けて大きな役割を果たす」とコメントしている。

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投稿更新日:2021年04月13日