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2020.08.27
バンコク首都圏のコンド分譲価格、2020年は3%下落の見通し
タイの不動産コンサルタント会社テラ・メディア&コンサルティングはこのほど、2020年にバンコク首都圏で発売されるコンドミニアムの平均分譲価格が、前年比3%減の1㎡当たり8万7,000バーツ(約29万4,900円)になるとの見通しを示した。
バンコク首都圏のコンドミニアムの平均分譲価格は、2019年4月にタイ中央銀行(BOT)が住宅ローンの融資基準を厳格化したほか、バーツ高・中国元安によって中国人投資家の需要が落ち込んだこともあり、2018年の1㎡当たり9万6,000バーツから、19年には8万9,500バーツに下落。
市況の低迷を受けて、2020年1月には住宅ローンの融資基準を緩和したものの、新型コロナウイルスの流行が重しとなった。
なお、日本人駐在員が多く生活するトンロー・エカマイ地区の高級コンドミニアムの分譲価格は、現在1㎡当たり22万~25万バーツに下落しているものの、新型コロナウイルスの影響が長引けば、2021~22年にはさらに18万~20万バーツまで下落する可能性があるとしている。
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投稿更新日:2020年08月27日