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2020.02.12
海外出稼ぎ労働者の本国送金額、19年はフィリピンが世界4位

世界銀行が調整役となって進める「移民と開発に関するグローバル知識パートナーシップ(KNOMAD)」によると、2019年の海外出稼ぎ労働者による本国送金額において、フィリピンは前年比3.7%増の351億ドル(約3兆8,540億円)で世界4位となった。

フィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)からの送金は、GDPの約1割の規模に達しており、経済のメインエンジンである個人消費を下支えしているなど、フィリピン経済にとって重要な資金フローとなっている。

なお、トップ3はインド(822億ドル)、中国(703億ドル)、メキシコ(387億ドル)だった。

2019年海外出稼ぎ労働者の本国送金額ランキング
順位 国名 送金額
1 インド 822億ドル
2 中国 703億ドル
3 メキシコ 387億ドル
4 フィリピン 351億ドル
5 エジプト 264億ドル
6 ナイジェリア 254億ドル
7 フランス 252億ドル
8 パキスタン 219億ドル
9 バングラデシュ 175億ドル
10 ドイツ 168億ドル

出所:KNOMAD

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投稿更新日:2020年02月12日