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2020.01.06
比国家経済開発庁、MRT4号線などインフラ事業12件を新たに承認

フィリピン国家経済開発庁(NEDA)は2日、NEDAの投資調整委員会-内閣委員会(ICC-CabCom)が首都圏鉄道(MRT)4号線の敷設事業を含む計12件のインフラ整備事業を、昨年12月20日に承認したことを明らかにした。承認事業の総額は、5,574億4,000万ペソ(約1兆1,760億円)となる。

目玉事業となるMRT4号線(事業費498億4,000万ペソ)は、マニラ首都圏東部のサンフアン、マンダルヨン、ケソン、オルティガスセンター、パシッグなどを経由し、リサール州タイタイまで繋がる、全長15.56km・全11駅の路線。2025年の運行開始を目指しており、開通当初の利用客は1日当たり約23万4,000人を見込んでいる。

その他、EDSA通り沿いの鉄道駅周辺に高架歩道を建設する「EDSA Greenways Project」(事業費約85億1,000万ペソ)、海上安全強化プログラム(同62億5,000万ペソ)、バターン州~カビテ州間のリンクブリッジ建設(同1,757億ペソ)、新マクタン橋建設(同764億1,000万ペソ)、ダバオ市沿岸バイパス道路の建設(同282億6,000万ペソ)、カパス~ボトラン間の道路建設(同58億9,000万ペソ)、パナイ島~ギマラス島~ネグロス島間の橋建設(同1895億3,000万ペソ)、ダバオ市のバイパス建設追加案(同169億9,000万ペソ)、サマル沿岸道路の建設(同24億5,000万ペソ)が承認された。

また、官民連携(PPP)事業を政府に持ち掛ける「アンソリシテッド・プロポーザル」として別途、ダバオ国際空港の改修、東ミサミス州ラギンディンガン空港の改修も承認された。

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投稿更新日:2020年01月06日