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2017.06.08
蘭金融大手ING銀行、マニラ首都圏のBPO拠点を移転拡張

オランダの金融大手ING銀行は、フィリピンのビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)拠点を、マニラ首都圏マカティ市からタギッグ市のボニファシオ・グローバルシティ(BGC)に移転する。

グループ各部門の共通業務を集約するシェアードサービス部門であるINGビジネス・シェアードサービシズの現在のオフィスが手狭になったためで、月内にBGC内の新築オフィスビル「ワールド・プラザ」に移転。当初は4フロアに入居し、オフィススペースも現在の拠点の2倍に拡大する予定だが、業務拡大をにらんで数年以内に8フロアに広げる計画だという。

ING銀行は2013年、マカティ市にBPO拠点を開設。当初はフィリピン、シンガポール、香港、韓国、台湾、中国、日本の支店の融資、データ管理などを後方支援していたが、現在はグループ全体の同業務を請け負っており、15年には人員を250人から2倍に増強している。

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投稿更新日:2017年06月08日