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2016.07.08
アメリカが一般特恵関税国にカンボジアを追加

アメリカの一般特恵関税適用国に、今月1日付でカンボジアが追加された。今回大きな恩恵を受けるのは、4.5~20%の関税が撤廃されるスーツケースやリュック、バッグ、財布などの旅行関連製品で、業界関係者は今後数年で400%超増の輸出拡大を見込んでいる。

現在、旅行関連製品をアメリカへ輸出しているのは計25ヵ国で、カンボジアは昨年4,830万ドル(約49億円)相当を輸出して14位。上位には中国、ベトナム、フィリピンなどが並ぶが、アジア・太平洋地域でこの分野に一般特恵関税が適用される国は、輸出規模がそれほど大きくないネパール以外ではカンボジアだけとなる。

カンボジア縫製協会(GMAC)のバン・ソウ・レン会長は「関税撤廃によって旅行関連製品輸出における競争力が増し、外資の呼び込みと10万人分の雇用につながる」と期待している。

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投稿更新日:2016年07月08日