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2024.10.11
馬不動産トロピカーナ、ジョホール州の土地を中国企業に売却

マレーシアの不動産開発大手トロピカーナ・コーポレーションはこのほど、南部ジョホール州に保有する土地を、中国のITインフラ大手である中聯数据集団(Zデータ・テクノロジーズ)に売却することを発表した。

売却するのは、ジョホールバル西側のゲランパタにある38.527エーカー(約15万5,913㎡)の土地。売却額は、2億4,000万リンギ(約83億3,600万円)に上る。取引完了は2025年第4四半期(10~12月)を予定しており、Zデータ社は購入後、同地に地域データセンターハブを開発する方針だという。

クラウドサービスやAI(人工知能)の普及により、世界的にデータセンター需要が急速に拡大する中、シンガポールと隣接するジョホール州は、近年、データセンターの開発地として大きな注目を集めている。

中でもゲランパタには大型のデータセンター投資が相次いでおり、今年8月にもトロピカーナ社は、NTTデータにデータセンター用地として68.457エーカーの土地を、3億8,313万リンギで売却することを発表している。

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投稿更新日:2024年10月11日