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2023.09.04
完成迫るKLの超高層ビル「ムルデカ118」、入居率70%に
マレーシアの首都クアラルンプールで建設が進められている超高層ビル「ムルデカ118」のテナント入居率が、70%に達したことがこのほどわかった。
建物の所有者である政府系投資会社プルモダラン・ナショナル(PNB)の子会社PNBムルデカ・ベンチャーズのアブ・アジズ・マームド最高経営責任者(CEO)によると、現在の工事進捗率は97.8%に達している。
また、アンカーテナントのうち、計17フロアを使用するPNBは今年末までに入居を予定。計33フロアを使用する大手銀行マラヤン・バンキング(メイバンク)など、その他のテナントも今後1年以内に入居する予定だという。
ムルデカ118は高さ678.9mで、完成後はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイにある「ブルジュ・ハリファ」に次ぐ世界2位、東南アジアでは最高層のビルとなる見通し。8~96階はオフィススペースとして利用され、97~112階には高級ホテル「パークハイアット・クアラルンプール」が入居。低層階には商業施設「118モール」(2024年完成予定)も設けられる。
この他、ムルデカ118の隣接地では、住宅棟の「ムルデカ・レジデンシズ・イースト・タワー」(65階建て)、「ムルデカ・レジデンシズ・ウエスト・タワー」(63階建て)、サービスアパート棟の「オークウッド・プレミア」も来年までに着工となる見通しで、2027年に完成を予定している。
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投稿更新日:2023年09月04日