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2023.01.26
タイ中銀が0.25%の利上げを決定、4会合連続
タイ中央銀行(BOT)が25日に開催した金融政策委員会(MPC)で、政策金利に当たる翌日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、1.50%とすることを決めた。政策金利の引き上げは昨年8月以降、4会合連続となる。
中銀は声明で、「中国人観光客の回復などを背景に、タイ経済は引き続き回復基調にある」とコメント。一方、世界的な景気減速により、2023年の輸出は鈍化するとの認識を示した。ただ、総じて見ると国内の景気は堅調で、「需要サイドからのインフレ圧力の高まりが予想される」ため、利上げが妥当と判断した説明している。
なお、ピティ中銀総裁補は、「タイ経済はすでに離陸しており、持続的な景気回復が見られる」としながらも、金利の上昇がもうしばらく続くと指摘。市場では、次回会合でもう0.25ポイント引き上げ、利上げが打ち止めされると予想する声が聞かれている。
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投稿更新日:2023年01月26日