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2022.12.20
フィリピンの高位中所得国入り、2025年に後ずれへ

フィリピン国家経済開発庁(NEDA)のアルセニオ・バリサカン長官はこのほど、同国の高位中所得国入りが従来見通しから1年後ずれし、2025年になるとの見通しを示した。

後ずれの理由については、新型コロナウイルスの流行による2020年の急激な景気の落ち込みと、2022年の大幅なペソ安を挙げている。

フィリピンは、2021年の一人当たり国民総所得(GNI)が3,640ドル(約50万円)に上り、世界銀行の所得区分で低位中所得国に分類されている。なお、現行の基準では高位中所得国は、一人当たりGNIが4,256ドル~1万3,205ドルの国となっている。

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投稿更新日:2022年12月20日