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2022.11.14
22年3QのマレーシアGDP成長率は14.2%増、内外需ともに堅調
マレーシア中央銀行によると、2022年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(速報値)は、前年同期比14.2%増となった。新型コロナウイルスの流行に伴うロックダウン(都市封鎖)の影響で、前年同期がマイナス成長だった反動に加え、個人消費や輸出が堅調に伸びたことが大幅なGDPの拡大に繋がった。
項目別に見ると、入国制限の撤廃に伴う観光市場の回復を追い風に、個人消費が15.1%増と大幅に伸びた。また、業種別ではGDPの約6割を占めるサービス業が16.7%増と成長をけん引。この他、建設業も15.3%増、製造業も13.2%増と力強い成長を見せた。
中銀は、2022年通年の成長率が従来予想の7%を上回る可能性があると言及。来年についても、世界的な景気減速リスクによる先行き不透明感は高まっているものの、国内経済は危機的な状況にはなく、景気後退は見込んでいないとした。
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投稿更新日:2022年11月14日