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2022.11.04
マレーシア中銀が4会合連続で利上げ、政策金利2.75％に
マレーシア中央銀行は3日の金融政策会合で、政策金利（レポ金利）を0.25ポイント引き上げ、2.75％とすることを決定した。利上げは4会合連続となる。
物価上昇と対ドルでの通貨安に歯止めをかけるため、今後も利上げは継続される見通しで、早ければ来年初の会合でコロナ前水準となる3％台に回帰すると見られる。
中銀は声明で、労働市場の改善や所得の回復、底堅い投資需要を背景とする堅調な内需によって、国内経済は持続的な成長が見込めると説明。一方で、中国のゼロコロナ政策や世界的な物価上昇、欧州のエネルギー危機、サプライチェーンの混乱、地政学リスクなど、世界経済を巡るリスク要因も多い中、外需の減速には懸念を示した。
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投稿更新日：2022年11月04日
