海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ

ニュース&トピック

ニュース&トピック(詳細)

2022.03.07
シンガポールが専門職ビザにポイント制度導入へ、来年9月から

シンガポール政府はこのほど、専門職向け就労ビザ(EP)の申請について、2023年9月(更新は2024年9月)からポイント制度「COMPASS(コンパス)」を導入する意向を明らかにした。

シンガポールでは近年、国民の雇用を守るため、外国人の就労ビザ申請における必要最低月給や外国人雇用枠、外国人人頭税などの要件を厳格化し続けている。すでに日系企業の中でも、給与要件などを満たせずに雇用契約を解除せざるを得なくなるケースも出てきているが、ポイント制度が導入されれば、企業にとって外国人雇用のハードルがさらに上がる可能性が高いと見られる。

ポイント制度では、「給与」「資格」「国籍の多様性」「現地雇用」の4項目を基本的な基準とし、期待値に対する達成度に応じて、0、10、20ポイントのいずれかが付与される。また、加算項目として「技能」「戦略的な経済優先」の2つを設定。人口知能(AI)やサイバーセキュリティーなどの分野の専門家には最大20ポイント、政府機関と連携して積極的な投資やイノベーションを進める企業の申請者には10ポイントが付与される。

ビザの申請にあたっては、このポイント制度において合計40ポイント以上を獲得したうえで、申請要件として課している年齢に応じた最低月給額を満たす必要がある。

タン・シーレン人材開発相はポイント制度の導入について、より高度な技能を持つ外国人を受け入れていくという政策に則ったもので、「基準を明確化することによって「ビザ発給の透明性が増す」と説明している。

シンガポール不動産についての最新情報

シンガポール不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。


関連記事

2024.11.19 NEW
積水ハウス、シンガポール中心部の複合開発に参画

積水ハウスとシンガポールの不動産開発大手フレイザーズ・プロパティーズはこのほど、同国中心部のロバートソン・キー地区で複合開発プロジェクトを共同で手掛けることを発表した。2025年に着工し、2028年の竣工を予定しているという。 開発予定地は現在、5つ星ホテル...[記事全文]

2024.10.25
マリーナベイサンズの拡張計画、投資額を80億ドルに倍増

米統合型リゾート(IR)大手ラスベガス・サンズはこのほど、シンガポールで運営するIR施設「マリーナ・ベイ・サンズ(MBS)」の新たな拡張計画を発表した。 2019年にラスベガス・サンズは、総投資額34億ドル(約5,160億円)のMBS拡張計画を公表していた。ただ...[記事全文]

2024.10.25
シンガポール、公営住宅の内壁塗装にロボットを本格活用へ

シンガポールのタン・キアットホー国家開発担当上級国務相はこのほど、2025年以降に受注建築(BTO)方式で建設される公営住宅(HDBフラット)の約半数に、内壁塗装を自動化・高速化するためのロボットを配備する方針を明らかにした。 ロボットの活用を巡っては、昨年...[記事全文]

バックナンバー検索

  • ビジネスカテゴリで検索
ビジネス 政治 金融・経済 不動産 生活 その他
  • キーワードで検索

投稿更新日:2022年03月07日