海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ
ニュース&トピック
ニュース&トピック(詳細)
2020.07.15
20年Q2のシンガポールGDP成長率は12.6%減、初の2桁マイナス
シンガポール貿易産業相によると、2020年第2四半期(4~6月)のGDP成長率は、物価変動を除いた実質で前年同期比マイナス12.6%となった。統計を遡ることができる1976年以降、2桁のマイナス成長は初めて。
第1四半期(1~3月)の前年同期比マイナス3.3%に続き、2四半期連続でのマイナス成長となったことから、定義上では約11年ぶりとなるリセッション(景気後退)に陥ったことになる。
産業別に見ると、建設業がマイナス54.7%と最大の下落幅を記録し、前期(マイナス1.1%)からも大きくマイナスが拡大。新型コロナウイルスの流行に伴う活動制限令によって建設工事が一時中断したほか、建設作業に従事している人が多い外国人単純労働者が居住するドミトリー施設で、感染クラスターが発生したことも影響した。
また、サービス業もマイナス13.6%と、前期のマイナス2.4%から下げ幅が拡大。世界的な出入国制限でホテル、航空など旅行関連が落ち込んだほか、多くの小売店が4月上旬から6月中旬まで営業を禁止されていたことも響いた。
その他、製造業はプラス2.5%とプラス成長を確保したものの、外需の落ち込みや感染症対策の影響で前期のプラス8.2%からは伸びが大きく鈍化した。
ただ、定義上ではリセッション入りとなったシンガポール経済ではあるものの、6月に入り活動制限令の段階的な解除が進んでいることから、エコノミストの間では第2四半期が底となり、第3四半期(7~9月)以降は緩やかな回復に向かうとの見方が強まっている。
シンガポール不動産についての最新情報
シンガポール不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。
関連記事
2024.11.19 NEW
積水ハウス、シンガポール中心部の複合開発に参画
積水ハウスとシンガポールの不動産開発大手フレイザーズ・プロパティーズはこのほど、同国中心部のロバートソン・キー地区で複合開発プロジェクトを共同で手掛けることを発表した。2025年に着工し、2028年の竣工を予定しているという。 開発予定地は現在、5つ星ホテル...[記事全文]
2024.11.18
24年3QのマレーシアGDP成長率は5.3%、内外需とも堅調
マレーシア中央銀行によると、2024年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(速報値)は、前年同期比5.3%増だった。今回の結果を受けて、2024年1~9月の実質GDP成長率は同5.2%となっている。 詳細を見ると投資が堅調で、建設投資は同18.6%増、設...[記事全文]
2024.11.14
ベトナムの中高所得世帯、全体の56%に拡大
ベトナムの調査会社シミゴによると、月収1,500万ドン(約9万1,500円)を超える中高所得世帯が1,580万世帯となり、総世帯数(約2,826万世帯)の56%にまで拡大していることを明らかにした。 詳細を見ると、「A層」(4,000万ドン以上)が全世帯...[記事全文]
バックナンバー検索
- キーワードで検索
投稿更新日:2020年07月15日