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2020.01.30
ホーチミン市の高級オフィス賃料、2019年は9%上昇

英系不動産サービス会社Savills Vietnam(サヴィルズ・ベトナム)はこのほど、ホーチミン市のオフィス市場に関するレポートを公表した。

同レポートによると、2019年第4四半期(10~12月)時点におけるホーチミン市のオフィス占有率は96%に達し、1㎡当たりの月額賃料は前年比3%増の32ドル(約3,488円)を記録。特に、最上級となるグレードAオフィスの1㎡当たり月額賃料が、新規供給が少なく、在庫が限られていることから、前年比9%増の61ドル(約6,649円)と大幅に上昇した。

また、2019年第4四半期にグレードBオフィス2棟とグレードCオフィス8棟、計10万1,000㎡が新たに市場に供給。2019年末におけるオフィス総供給面積は、前年比13%増の210万㎡に上っている。

なお、2020年については、非CBD(中心業務地区)エリアのグレードBおよびグレードCオフィスを中心に、35万7,000㎡が新規供給される見通し。ただ、堅調な国内経済を背景に、中小企業からの需要が根強いため、引き続き賃料の上昇傾向が続くと見ている。

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投稿更新日:2020年01月30日