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2019.11.18
KLでミッドバレー~LRT駅間の連絡橋が開業、20年越し
マレーシアの首都クアラルンプール(KL)のLRT(軽量軌道交通)クラナジャヤ線やマレー鉄道(KTM)が乗り入れる「アブドラフクム駅」と、クラン川を挟んだ対岸の商業ビジネス街「ミッドバレー地区」を結ぶ歩行者用の連絡橋が、今月15日に開業した。
クラン川とバンサー・プタリンジャヤ・バイパスをまたぐ形で建設された連絡橋は長さ250mに及び、アブドラフクム駅から隣接する複合ビル「KLエコシティ」を経由し、ミッドバレー地区の大型商業施設「ミッドバレー・メガモール」や「ザ・ガーデンズ・モール」へと繋がっている。連絡橋は毎日午前6時~翌午前1時まで利用できるという。
1999年にミッドバレー・メガモールとLRTアブドラフクム駅が開業したものの、両エリアを結ぶ連絡橋の設置は後回しにされ、そのまま時間が経過。そのため、以前は歩行者がミッドバレー地区とアブドラフクム駅の間を移動するには、迂回して大通りを渡らなければいけない状況が続いていた。
その後、不動産開発大手SPセティアが、両エリアの間で大型複合開発プロジェクト「KLエコシティ」を進めることが決まったことで、連絡橋の建設も具体的に進められることとなったものの、2016年に建設中の橋が崩落する事故が発生した影響で計画が遅延。このほど、当初予定から1年遅れでようやく連絡橋が開業される運びとなった。
ミッドバレー~アブドラフクム駅間の連絡橋
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投稿更新日:2019年11月18日