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2017.07.11
三越伊勢丹と野村不動産、マニラ首都圏の複合開発に参画
三越伊勢丹ホールディングス(HD)は10日、野村不動産、フィリピンの不動産開発大手フェデラル・ランドと組んで、マニラ首都圏のボニファシオ・グローバルシティ(BGC)で商業施設と分譲住宅を含む大型複合施設「サンシャイン・フォート」を開発すると発表した。三越伊勢丹HDが海外で不動産開発を手掛けるのは初めてで、総事業費は200億ペソ(約451億円)を見込んでいる。
1万5,000㎡の敷地に、高級コンドミニアム「The Seasons Residences(ザ・シーズンズ・レジデンス)」(全4棟、約1,400戸)と商業施設部分(地下1階~地上3階、延べ床面積約3万㎡)からなる複合施設を開発予定で、建物全体が完成するのは25年を見込んでいる。
上位中間層から富裕層をターゲットとする商業施設部分は、三越伊勢丹HDが運営を行う計画であり、2021年のオープンを予定している。入居する小売店やブランド、施設全体のコンセプトや運営方法などは、今後3社で詳細を詰めていくという。
三越伊勢丹HDの杉江俊彦社長は、「日本の三越伊勢丹にもフィリピン人が多く来店しており、特にBGCではラグジュアリーな商品も売れるとみている」と自信を示した。
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投稿更新日:2017年07月11日