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2017.02.14
シンガポールの複合開発「マリーナ・ワン」、オフィスビルの引き合い堅調
シンガポール湾岸部マリーナ・ベイ地区で進められている複合開発プロジェクト「マリーナ・ワン」で、今年上半期(1~6月)中の完成が予定されている2棟の高級オフィスビル(Aグレード)の引き合いが堅調で、すでに賃貸スペースの6割近くが契約済みということが分かった。
開発を手掛けるM+S社によると、2棟のオフィススペース合わせて188万平方フィート(約17万4,658㎡)のうち、すでに100万平方フィート以上の賃貸契約が締結済み。一等地にある立地の良さや、1フロアの広さなどが多くの企業を引きつける魅力となっており、同社のケミー・タン最高経営責任者(CEO)によると、「少なくとも1フロア全体を借り切る企業が少なくない」という。
これまでにスイスのプライベートバンクであるジュリアス・ベアや英大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパース、農作物商社のオラム・インターナショナル、米交流サイト大手フェイスブック、三菱東京UFJ銀行などが賃貸契約を締結している。
また、マリーナ・ワンに設けられる14万平方フィートの小売りスペースには、英系フィットネスクラブ運営会社ヴァージン・アクティブや地場スーパーマーケット大手のコールドストレージ、和食の哲平食堂などの入居が決まっており、こちらもすでに半分以上で契約済みとなっている。
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投稿更新日:2017年02月14日