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2017.01.10
多言語マレーシア人材の昇給率は15~20%、JACリクルート調査
人材紹介大手JACリクルートメントがこのほど発表したデータによると、マレーシアの昇給率は年5%程度である一方で、日本語を含む多言語人材の給与水準は例年より15~20%程度高まっていることがわかった。
JACによると、日系を含む外資系企業の進出増に加え、日本語人材の減少が背景にあるとしており、日本企業との取引を拡大したい外資系企業などから、日系企業に勤めていた人材が高給で引き抜かれるケースもあるという。また、外資系製薬企業のシェアードセンターや、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業の進出拡大を背景に、タイ・韓国、ベトナム語人材などへの需要も高まっており、多言語人材の給与水準は全体的に上昇している。
一例として、製造業の営業職の平均給与(課長級)をみると、日系企業での日本語スピーカーが年収8万4,000~24万リンギ、英語人材が10万~15万リンギ、多国籍企業の英語人材が12万~18万リンギ、地場企業が10万~16万リンギとなっている。
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投稿更新日:2017年01月10日