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2022.10.28
22年3Qの米GDP成長率は2.6%増、3四半期ぶりにプラス

米商務省によると、2022年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(速報値)は、年率換算で前期比2.6%増だった。プラス成長となるのは3四半期ぶりで、市場予想(2.3%増)も上回った。

ただ詳細を見ると、物価高や金利上昇が進行する中、米経済の減速感を示す内容が目立っている。

米経済のメインエンジンとなる個人消費は1.4%増と底堅さを見せたものの、前期(2%増)からは伸びが鈍化した。また、国内需要の鈍化を背景に輸入が減少したことによる純輸出の増加が、GDPを2.77ポイント押し上げたことも大きかった。この他、米住宅ローン金利が約21年ぶりの高水準となる中、住宅投資も26.4%減と大幅に落ち込んだ。

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投稿更新日:2022年10月28日