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2022.10.26
ベトナム中銀が2会合連続で利上げ、ドル高に歯止め
ベトナムの中央銀行に当たるベトナム国家銀行は25日、主要政策金利をいずれも1.0%引き上げることを発表した。利上げの決定は2ヵ月連続で、新型コロナウイルスが流行する前の2020年3月の金利水準に戻った。
新たな適用金利は、短期有価証券を担保に商業銀行に資金を貸し出す際の金利である再割引金利(リファイナンスレート)が6.0%、短期有価証券を買い取る際の金利である基準割引率(ディスカウントレート)が4.5%、銀行間の翌日物金利が7.0%となる。
ベトナム国家銀行は声明で、2023年も世界的なインフレ率の高止まりと米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め政策が継続する見通しであることに言及したうえで、対ドルでの自国通貨ドン安と物価上昇に歯止めをかけるために利上げは必要な判断だったと説明している。
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投稿更新日:2022年10月26日