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2020.12.11
タイの特別観光ビザ、日本を含む全外国人が申請可能に

タイ政府は8日、最長270日間の滞在が可能な特別観光ビザ(STV)の申請における国・地域の制限を撤廃し、全ての国・地域の外国人に申請を認めることを承認した。

従来は、新型コロナウイルスの感染リスクが低い国・地域からのみが申請可能だったため、「中度感染危険国」に指定されている日本は対象外だった。今後は日本人でもSTVを取得し、タイに長期の旅行を行うことができるようになる見込み。

ただ、STV取得者であっても、入国後は政府が隔離施設として指定しているホテルなどで14日間の隔離を行う必要がある。

制限撤廃の背景には、10月20日からSTV取得者の受け入れを開始し、同日に中国から39人が入国したものの、これまでの累計では29ヵ国・地域の825人と、政府の想定を下回る水準にとどまっていることがあるという。

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投稿更新日:2020年12月11日