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2016.10.21
トンロー地区のコンドミニアム、過去8年間の価格上昇は年平均13%

タイの住宅開発大手サンシリの子会社プラス・プロパティーの調査で、バンコク・トンロー地区のコンドミニアムの転売価格が、過去8年間にわたり、年平均13%のペースで上昇していることがわかった。

トンロー地区は外国人向け物件の需要が大きい一方で、土地を確保しづらいため新規プロジェクトが非常に少なく、年によっては1件もない場合もあることから、既存物件の値上がりが進んでいるという。同地区の高層コンドミニアムの供給戸数は約1,800戸で、現在売れ残っているのは35戸となっている。

物件を賃貸に利用した際の平均利回りは5%で、賃貸需要の70%を日本人が占め、残りは米国人、韓国人、タイ人などとなっている。人気の物件は50~65㎡で賃貸料が月5万~6万バーツの1ベッドルーム、もしくは75~85㎡で6万5,000~8万5,000バーツの2ベッドルームだという。

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投稿更新日:2016年10月21日