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2016.10.19
KL~マレー半島東海岸を結ぶ新鉄道路線を整備へ、総延長約600km
マレーシアのナジブ首相は17日、公共交通機関の近代化に向けた新構想を明らかにし、首都クアラルンプールからマレー半島東海岸のパハン、トレンガヌ、クランタンの各州を縦断する総延長約600kmの「東海岸鉄道(ECRL)」を整備すると表明した。
構想ルートはクアラルンプールから山間部を横断し、クアンタンを通り、海岸沿いをクママン、クルテ港、クアラトレンガヌ、コタバル、タイ国境近くのトゥンパットに達するもので、完成後はクアラルンプールからトゥンパットまでが6時間で結ばれるとした。マレー鉄道(KTM)では12時間かかるため、大幅な時間短縮となる。
ナジブ首相は「大きな波及効果を持つプロジェクト。東海岸の社会経済の潜在性を引き出す新たな波をもたらし、東海岸回廊経済地域(ECER)の基幹交通インフラになる」とコメントしている。
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投稿更新日:2016年10月19日