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2024.04.22
中国決済大手アント、KLの国際金融区に新拠点を開設へ

中国のEC大手アリババ・グループ傘下のフィンテック大手アント・グループはこのほど、事業の国際展開を担うアント・インターナショナルの新たなマレーシア拠点を、首都クアラルンプールの国際金融区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」に開設すると発表した。

同社によると、2025年までにTRXにある106階建ての超高層ビル「エクスチェンジ106」にオフィスを開設する計画で、テクノロジー開発、製品設計、データサイエンス、リスク管理などのチームを設置するという。また、2028年までの4年間で多くの人材を採用する方針で、初年度だけでも500人以上の雇用機会を創出するとしている。

アント・グループは、ユーザー数12億人以上を誇る世界最大の電子決済サービス「アリペイ(支付宝)」を提供している。マレーシアには2014年に進出しており、地場金融大手CIMBグループと合弁で開発した電子決済サービス「タッチンゴーeウォレット」は、同国市場で5割以上のシェアを持つ決済プラットフォームへと成長している。

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投稿更新日:2024年04月22日